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ナレーションのレコーディング。

nare.jpg


久しぶりにナレーションのレコーディングでした。


前回と同様のナレーターさんだったのですが、今回はADコンバーター/電源が前回より良くなっていたので中域がとても自然に録れMIXが楽でした(笑)。

一番生音を聞き慣れているのは意外と声だったりするので、ADコンバーターやマイクの質を聴き分けるのには声がわかり易い場合が多かったりしますね〜。








ちなみにナレーション録り時のTipsをひとつ紹介します。


ナレーターさんにあわせてマイクをセッティングしたら一度ブースから出てもらうか、静か〜(微動だにしない状態、笑)にしてもらい、無音状態を5〜10秒ほどRECしておきます。


ナレーションは音楽バックの上にのせる場合もありますが声オンリーで使用の場合もあるので、私は必ずwavesかiZotopeのノイズリダクションのプラグインを使い、録り音に変化が生じない範囲でノイズをカットします。先程の無音状態はそれのノイズプロファイル用途がひとつ。


そしてもうひとつの用途は、ナレーションの行間に入ったリップノイズや演者が動いてしまった音を消す際にそれを貼って使います。ノイズ部分だけTrackミュートしてしまえば良い気もしますがバックグラウンドに音楽等がない場合は、ミュートすると機材/環境ノイズがそこだけ抜ける為、不自然になってしまうんですね。

事前に録っておいた無音ファイルにも同様の機材/環境ノイズは存在するので、それをペーストすることによって自然に対処できます。


※上記2つの用途で使うので必ずマイクセッティングやレベル調整/コンプ処理等が決まって固定になってから5〜10秒の無音ファイルは録音します。



波形を直接手書きツールで書き換えたり、他にも方法は色々ありますが、サクッと対処できるので自分はこの方法を使っています。


この情報が何か役にたてば嬉しいです。また他にもっと簡単でいい方法あるよ〜って方はコメントしてやってください(笑)。
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by dubreel  at 11:11 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

fabfilter Pro Q2出ましたね。

PQ2.jpg



レビュー記事『fabfilter Pro-Q2 素晴らしいアップデートでした!』(2014 8 31)もUPしました。









私はプラグインとアウトボードの両方を使い分けてMIXやマスタリングを行いますので、基本的にプラグインはデジタルならではの操作性や音質を実現しているタイプを使うのが好みです。


そんな個人的な好みにばっちりハマっているプラグインメーカーの1つがfabfilter。


デモで試して気に入り即購入した4つ『Pro-Q、Pro-MB、Saturn、Volcano 2』を愛用しているのですが、その1つのリニアフェイズEQのNEWバージョン『Pro-Q2』が発売されました!






動画を見る限り非常に素晴らしいバージョンUPだと思います。


ざっと動画をみて私が気に入った新しい機能は、
●スロープが96dBまで可能になった
●アナライザにPre-EQ, Post-EQに加えてSC modesも(Match EQも良さそうです)
●フェイズのモードにNatural Phaseが追加、音色の幅が増えそうです。
●オートメーションで使いやすそうなGain Scale
●アナライザ画面で直接ドラッグしてEQできる
でしょうか。




さっそくサイトにログインして確認してみたところ自分のアカウントでは$95だったので、早速バージョンUPしてみようと思っています! ※ちなみにバージョンUPの料金は今まで購入したプラグイン数などによって変化するので自分のアカウントを確認してください。


また使用しだしてから時間があればレビューできればと考えています。
それでは。






by dubreel  at 11:11 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

Sony C-38



sony38.jpg

SONYのロングセラーマイクC-38。

漫才なんかで真ん中においてあるのを見たことがある人も多いんではないでしょうか?




MIX/マスタリングできてくれた 『あぶぅ』 が貸してくれたので音チェック。

現行品マイクなんですが当個体は古そうで少し状態が悪いのか、以前さわったC38よりノイズが多めでしたが、やはり独特の世界観があるマイクですね〜。

テストではパーカッションに良いハマり方をしました。Sonyにメンテしてもらえば、良き選択肢の1つになると思います〜。









by dubreel  at 16:03 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

Traktor+TapeECHO



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明日Ritaというお店で、ギター+タブラ+PCのトリオでライブをするので音の仕込み中。

自分はTraktorというソフトでプレイしながら、3人の音をMixerでまとめてDUBmixします。



パソコンとTapeEchoという極端に新旧な楽器の組み合わせ、そして3人の即興パフォーマンス。

どんな音世界になるか楽しみです〜!






by dubreel  at 03:51 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

KORG CA-1 クロマチックチューナー。



KORGのクロマチックチューナー『CA-1』。


マイクも内臓されていますし、何よりキャブレーションがA=410~480Hzまで1Hz単位で変更可能と幅が広いのが魅力です。民族楽器と他の楽器のチューニングをあわせたりTRACK制作などにも使いやすいです。


以前もこのチューナーを愛用していたのですが出先に忘れてきてしまい、それから知人から借りたチューナーを使ったり、iPhoneのアプリチューナーを使ったりしていました。

ただやはり民族楽器等とのチューニングには幅の広いキャブレーションが必要なので、再度購入しました。





久しぶりに買ったら色々マイナーチェンジしていました。以前はカラーがブラックでもう少し男っぽい感じだったのですが、ホワイトにカラーチェンジしていました。はじめはブラックの方が良かったなぁっと思いましたが意外とこのカラーも気に入っています。また暗いステージでも目立つので無くしたりしにくいかもしれないですね…(笑)。









そして面白いのがスタンド機能。

CA01_2.jpg




この様に机の上などに斜めに立てることが出来るようになったんですが、裏に立てる為のパーツが追加された訳ではなく、ギター等のピックを差し込む部分が作ってあって立てれる様にしてあるんです。なかなかナイスアイデアだと思います。

ただ多少ピックが抜けやすいので差込部分をラバー加工してあったりすると尚使いやすいんではないかなぁと思いました。




CA01_1.jpg






KORGは楽器メーカーの中でも、遊び心や機材設計のセンスが良いので好きなメーカーです。
これからも面白い機材をどんどん世に出してほしいと思います。



それでは。









by dubreel  at 20:20 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

DIの役割について。



DIはベーシストやキーボーディストはライブでお馴染みの機材ですよね。ただミュージシャンと話していても意外とDIの役割が知られていないなぁと思う事が多いので、簡単に説明したいと思います。


DIはギターやベースといったハイインピーダンス出力の楽器を、ミキサー卓やオーディオインターフェイスなどのライン入力に繋ぐ時に必要になるものです。



DIの役割としては基本的には インピーダンスの変換とアンバランス→バランス変換の2つです。


●まずインピーダンスの変換ですが、インピーダンスは詳しく説明しだすとかなり難しいので簡単に。

ミキサー卓やオーディオインターフェイスのライン入力というのはローインピーダンスになっています。ここにハイインピーダンスなギターやベースを入力すると高域が落ちて抜けが悪い音になってしまうんですね。それを防ぐためにDIでインピーダンスを変換して悪い音の変化を防いでいるわけです。



●もうひとつのアンバランス→バランス変換ですが、バランスで転送してやる事によってケーブル経由でのノイズが乗りにくくなるメリットがあります。特にライブなどではステージからPA卓まで長い距離をケーブルで引き回す事が多いのでバランス転送が必須になってきます。



基本的にはDIはこの2つの機能がメインです。 ただし高価なDIになると基本の機能は一緒ですが、抜けが良かったり太かったりといった音質的な+αがありますね。

特にベーシストはレコーディングでもDIを使ったライン録音が多いですし、ライブ時の出音は基本的にDIの音質がもろに影響してくるので、音質にこだわる方はハイエンド系のDIを持っておくと良いと思います。studio dubreelではオリジナルカスタムメイドのDIを使用しています。わたしはトランスが入ったタイプのDIが好みの音ですね。



また宅録で楽器をよく録る人もひとつ持っておくと何かと便利だと思います。

それでは。









by dubreel  at 18:18 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

以前紹介した素晴らしい録音アプリ『WavePad』 改悪アップデートか…?






Pocket WavePad 4.55(無料)App
カテゴリ: ユーティリティ, ミュージック
販売元: NCH Software - NCH Software(サイズ: 2.5 MB)
全てのバージョンの評価: (5件の評価)



※過去記事(2011 2 28)はこちら↓
iPHONE、素晴らしいフリー録音アプリ。『WavePAD』


以前ブログにて紹介した録音アプリwavepadですが、
最近久しぶりに使ってみた所、再生音がやたら割れている…。


録音レベルが高すぎるかと低く調整してみましたが、やはり割れます。




ただ波形表示ではクリッピングしている様に見えないですし、
再生音の割れ方も質の悪いリミッターをきつくかけている感じです…。

試しに録音しファイルをiTunesで同期さスタジオで聴いてみたところ、
ちゃんとした音質で録音されてました。

以前ブログで紹介した時は、こうではなかったので念のためアプリを削除して
再インストールしましたが同じでした。




いつか一度アップデートの通知があってアップデートしましたが、
その後使っていなかったので気が付きませんでしたが、
アップデートで再生音にリミッターが入る様になったのかもしれません…。

きっと会議などで使うボイスレコーダーの様なケースを考え、どんなレベルで録音しても大きく聴こえる様にリミッターをいれたのかもしれませんが、音楽用途で使うには録音レベル調整がめちゃくちゃやり難いので、 かなり使い勝手が悪いアプリになってしまいました。




24bitにも対応していますし、トリミングもiphoneで出来るので気に入っていたのですが。
う~ん、残念です。


ただ、もしかすると自分のiphoneのみの問題かもしれないので、wavepad4.55使っている方でそんな症状ないよって方は教えていただけたら助かります。










現状(2011 8/12)では以前比較していたアプリ、


iProRecorder™ 4.0.4(¥250)App
カテゴリ: ビジネス, ミュージック
販売元: BIAS, Inc - BIAS, Inc(サイズ: 1.8 MB)
全てのバージョンの評価: (92件の評価)




が現在はitune転送も可能になりましたし、
自分としてはiphoneではベストかなっと思っています。


また音質の違いは以前もブログで比較試聴しましたが、
最近、両アプリともファイル転送可能になり長尺の録音が可能になったので、
また以前より長めの比較録音をしてupしようと思います。



それでは。









by dubreel  at 00:15 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

dubreel

Author:dubreel


レコーディング/マスタリングスタジオ「studio dubreel」のBLOGです。

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