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ヘッドホン 『SONY MDR-CD900ST』のメンテしました。

スタジオでレコーディング時にモニターとして使っているヘッドホン『SONY MDR-CD900ST』。


やはりスタジオで長期間使用しているとイヤパッドのクッションがボロボロに…(笑)。

また心なしか低音がスカスカになってきてる様だったので分解してみると中のウレタンリングも経年で溶けてる感じにボロボロになってました(笑)。

※ウレタンリングは下記写真のリング状のスポンジ CD900_1.jpg











ただCD900STは業務用ヘッドホン。メンテ用パーツは入手可能なので早速新品と交換してみました。


交換方法は簡単で、特に工具も必要なく外して取り付けるだけ。イヤパッドは溝にはまっているのを引っ張り外します。ウレタンリングは両面テープでくっついているので劣化したものを綺麗に剥がして新品を貼り付けます。

※ただ今回は劣化がひどく両面テープがうまく剥がれなかった所は『無水アルコール』で綺麗にしました。







やはり新品のイアパッドは良いです〜。耳へのフィット感とウレタンリングの性能復活で低音も交換前とは全然違います!定期的なメンテは大事だと再確認。

CD900ST使いの方でイヤパッドが劣化してきてる方は交換メンテ、お勧めですよ! CD900_2.jpg
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by dubreel  at 14:14 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

TraktorとオリジナルMixer


traktor_mixer.jpg


自分がやっているユニットでのライブにも今回からTraktorを導入します。

今回のライブは基本的に『自分がTrack+民族楽器、相方がボーカル&民族楽器+エフェクト処理』で即興プレイしています。

以前の自分の機材は『MPC2000XLとLoopサンプラー、CDJの組み合わせ+外部エフェクト』でプレイし、この機材にあわせて設計されたオリジナルMixerを使っていました。



今回から『MPC2000XLとLoopサンプラー、CDJ』の部分をTraktorに集約させてプレイします。MixerもTraktorにあわせて新しくする予定ですが今回のライブには間に合わないので以前のMixerで工夫します(笑)。

チャンネルのGAINやインピーダンスが各機材にあわせて固定で設定されているので少し難ありですが…(笑)、やはりロータリーMixerでの混ぜ加減は心地よく好きです。

また新しいMixerが完成したらBLOGにUPしたいと思います。









by dubreel  at 11:11 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

以前の記事『アナログミキサーのGainをきっちり揃える方法』の補足です。


以前アナログミキサー使い方のコツについて書いた記事(下記リンク先)についての補足記事です。





少し前の記事だったので気が付かなかったのですが、コメントから記事についての質問をもらっていました。最近BLOG更新に全く手付かずになっていたので今頃気が付いてすいませんでした…。

もう見ていないかもしれないですが、こちらに補足記事として書いておきます。




●以前書いた記事では、DAWからテスト信号を送ってL chはそのまま正相のテスト信号、R chはアナログミキサーの位相反転スイッチを使って逆相のテスト信号にして両方鳴らし、それを利用してLRのGainトリムのレベルを揃えるのに利用するといった内容でした。※詳しくは前回の記事を参照してください。


ただこの方法はミキサーに位相反転スイッチがない場合は使えないです。


そういった場合はDAW内でテスト信号を一度オーディオで書き出してモノオーディオTRACKからモノ出力でミキサーのL chに接続。そして先程作ったモノオーディオTRACKを複製し、オーディオファイル自体を位相反転させてそちらもモノ出力しR chに接続。


まだ実際に試してないのですが、こうすれば位相反転スイッチがなくても対応可能なのではと思います。



※またスタジオに入って時間があれば有効か試してみます。









by dubreel  at 21:37 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

テープエコー『RE101』のモードスイッチ修理

以前、BLOG記事 【テープエコー『RE101』のモードスイッチの回路図】で紹介したスイッチの配線図を元に調子が悪かったモードスイッチを交換しました。


自分の為の備忘録&同じ様にメンテを考えている人の参考記事になればと思いますので、簡単に紹介しておきます。



まずロータリースイッチは同じものが探せなかったので、4回路6接点のどこにでも売っている様なものを使いました。ただ今回購入したロータリースイッチはフロントパネルに固定する凸みたいな部分がオリジナルと違い、フロントパネルの穴にフィットしなかったのでCUTする事にしました。

写真の様に万力で固定して慎重に金ノコで切ります。※写真は半分まで切ったところ。

REpot01.jpg











なかなかうまく切れました。

だたし凸の部分がなくなるとスイッチを回している時にスイッチ自体が回転してしまう事が起こりやすいので、今回はギザギザのワッシャーをかまして対処しました。REpot03.jpg











そして前回海外のフォーラムで見つけたスイッチ周りの配線図と照らし合わせながら、元の配線を確認します。出来れば写真やメモを取っておくと後から分からなくなっても安心ですよ。スイッチには『青、黄、緑、紫』の4色の配線が繋がっていましたが、図を見ながら辿ったところ自分のは下の様になっていました。

※線の色はRE101なら変わらないとは思いますがロットによって色が違わないとも限らないので、下の図を参考にされる場合でも必ず自分で確認してください。
re_101_3.gif











まずスイッチの端子同士をつなぐ短い線を配線図、もともとのスイッチをみながらハンダ付けします。テスターでショートしていないか確認しながらしていくと間違いが少ないと思います。それが完了したら『青、黄、緑、紫』の4色の配線をスイッチに繋いでいきます。

自分の場合、古いスイッチから配線をはずす際にニッパーでカットしたので少し短くなりましたが長さは事前に確認していたので問題ありませんでした。配線の長さに余裕がない個体の場合はニッパーでカットせずにハンダを吸い取り外した方が無難かもしれないですね。

REpot04.jpg





これでモードスイッチは完全に新品に戻りました。やっぱり調子がいいと使っていても気持ちが良いですね。確認の為にギターを繋いで音出ししましたがモデリングとはやっぱり全然気持ちよさが違います~。RE-101、まだまだ第一線で頑張ってくれそうです。





古いスイッチも今までありがとう~。お疲れ様でした。

REpot02.jpg






by dubreel  at 23:23 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

テープエコー『RE101』のモードスイッチの回路図



re_101.jpg


うちにあるROLAND SPACE ECHO『RE101』のモードスイッチにガリが出たり特定のモードでディレイがかからない事が出てきたので、中を開けてみました。


モードスイッチは6接点タイプのロータリースイッチが使ってあるのは分かりますが配線は少し複雑です…。







配線図を探してみたら海外のフォーラムでスイッチ周りの配線図がUPされているのを見つけました。下がRE101のモードスイッチ周りの配線です。この図と現在の配線をみれば交換できそうですね。

re_101_2.jpg



今回は時間なかったのとパーツを持ってない都合で接点復活剤で直しましたが、近いうちに交換しようと思います。




また交換しましたらブログで紹介したいと思います。


それでは。









by dubreel  at 11:11 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

機材のつまみ交換&加工。


機材の一番簡単なカスタムはつまみを好みのものに変更する事ではないでしょうか?

簡単にできますけど機材のイメージは大きく変わるので面白いですよね。




大概はつまみをまっすぐ上に引き抜くか、写真の様につまみのサイドに六角や+-等のネジがあるのでそれを緩めてあげれば外せると思います。

nob01.jpg



ただ海外の機材ですと可変抵抗の軸の太さが微妙に違っているので、日本で売っているつまみが付けられない事があります。そういった場合でもつまみの穴の径を少し広げてあげれば付けられると思います。









今回スタジオの機材のつまみを好みのものに交換したんですが上記のケースでつまみの径が違っていたので穴の加工しました。写真では分かりにくいかもしれないですが左が元々のつまみ。右が穴の径を広げたつまみです。
nob03.jpg





私は穴の径を広げる加工には万力と電気ドリルを使っています。つまみが割れない程度に万力で固定してやってから必要なサイズのドリルで穴を広げてやります。


万力に挟む際には写真の様にゴムのシート等を万力とつまみの間にかましてやると傷がつかなくて良いと思います。

nob02.jpg






また勢い良くドリルであけると貫通してしまう場合があるので(今回も1つやってしまいました…笑)、確認しながら少しづつ穴拡張していくのがベストですね。写真は1/3程度広げた状態です。

nob04.jpg




参考になれば幸いです。









by dubreel  at 18:18 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

Telefunken U73a




今MIXに来てくれている名古屋のアーティスト『Boron』が所持しているビンテージコンプレッサーの名機、Telefunken U73a


Telefinken U73a


『 iPhoneで写真#42』
の記事にも書きましたが、この年代の機材は作りもしっかりしてますし無骨なフォルムが良いですよね。


もちろん音もこれでしか出せないキャラクターを持っていて素晴らしいです。ビンテージ機材は良くも悪くも通すだけで音が変わるのですが、その変わり方はやはりプラグインでは真似出来ないものですね。




このU73aに関しては(古い機材は個体差も多いので…)ギターやサックス、ボーカル等に相性が良い印象ですね。音に倍音が足される感じでコンプ処理とは別に音が前に出てきます。ボーカルに関してはボーカリストの声との相性もあるので一概には言えないですが、ロックや音数の多いバックバンドの歌に特に相性が良い印象でした。


スタジオにあるカスタムコンプはU73aと比べるともう少しビンテージ度を抑えハイファイ寄りな音になっているのでMIXの方向性に問わず様々なソースに使い易いんですが、U73aの音を聴くと、もろビンテージなコンプも欲しくなってしまいますね~…(笑)。


コンプ、やはり奥が深く楽しい世界です…。

それでは。









by dubreel  at 22:33 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

MPCのボタンメンテナンス。






今だにTRACK制作のメインはハード機材を使用しています。

その中でシーケンサーとして中心になっているのがMPC2000XLです。もう15年位使っているので(笑)、自分にとってはイメージを具現化しやすく相変わらず愛用しています。


そんなMPC2000XLは長く使っているのとボタンの効きが悪くなりやすいです…。


先日も使っていてストレスが溜まる位に効きが悪くなってきたので、ボタンのストックのある分だけ交換しました。上の写真はダメになって取り外したパーツです。




とりあえずストレスなく使える様になりましたが、少しづつへたっているボタンも近いうちに交換したいなぁっと思っています。






by dubreel  at 18:18 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

Teenage Engineering OP-1



今日『Landscape Music』のプロデューサー/アーティストのKAGIWOがMIX/マスタリングでスタジオに家族と来てくれました。先日もMIXで来てくれたのですが、その時に新しく購入したシンセの話をしてくれていたので今日は持ってきてもらいました。




『Teenage Engineering OP-1』

OP-1_1.jpg


デザインは一見おもちゃっぽく見えますが、実機は金属のボディでしっかりしてます。

今日は時間の都合でリビングで本体内臓のスピーカーから音出しして触ってみただけですが、遊び心もありシンセのアルゴリズム等もかなり面白いものが多く音の作りがいがあります。また操作も直感的な感覚で出来ますし、触っていて設計エンジニアのこだわりが感じれるシンセですね。




OP-1_2.jpg


じっくり向き合ってみたいシンセがまた1つ増えてしまいました…(笑)。









by dubreel  at 23:23 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

dubreel

Author:dubreel


レコーディング/マスタリングスタジオ「studio dubreel」のBLOGです。

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