2010/02/28
DAW環境向けマスタリングの他のメリット
前回『DAW環境向けマスタリングについて』で、
簡単にこの方法の説明とメリットを書きました。
今回はこの方法の別のメリットを書いてみたいと思います。
現在studio dubreelにくるアーティストやトラックメイカーで、
自分で録音やMIXをやっている方に『DAW環境向けマスタリング』が人気がありますが、
それはイメージを崩さず、しかも効率よく音源の質を上げる事ができるからだと思います。
前回も説明しましたが、このマスタリングは、
アーティストがDAWで行ったMIXを、トラックごとにエフェクト処理やオートメーション処理はonの状態で書き出してもらったものを素材としてマスタリングしていきます。
オートメーションやインサートエフェクトの処理後のトラックを書き出してもらうのは、
protoolsに並べた時点でアーティストが作ったMIX、になっていなければいけないからです。
そしてこれらの各トラックを、アナログの領域で音を混ぜて2MIXにして、その後音作りを行っていく訳です。 音を混ぜるとはいっても基本的にはバランスをいじる事はありません。
ただ、素材をもらった段階では、protoolsにそれぞれの素材が単純にずら~っと並んでいる状態ですから、 やろうと思えば、通常のMIXで行う作業は全て行うことが出来るわけです。
例えば、各トラックにコンプやEQ処理を施したり、一部分レベルが大きい場所をオートメーションでさげる、 っといった事も可能な訳です。
通常スタジオにMIXを依頼する場合ですと、マルチの素材を持ってきて、
エンジニアにイメージを伝え音を作っていく事になります。
この方法はもちろん高いレベルのMIXを作っていけるので満足してもらえますが、
素材やアレンジの出来によっては、時間もそれなりにかかってきます。
しかし『DAW環境向けマスタリング』の場合、
MIXとマスタリングの良いとこ取りな面があるので、MIXより低コストで仕上げる事ができます。
例えば自分では、VOの処理とKICK&BASSの処理がうまくいかないTRACKがあった場合でも、 VO.KICK.bassのトラックのみ完全に何も処理していないものを持ってきてもらい、
その部分のみこちらで音作りやエフェクト処理などを行います。
他の部分は自分でやってきてもらい完成している訳ですから、通常のMIXより時間が少なくできます。
苦手な部分や難しい部分のみエンジニアにまかせるっといった感じでしょうか。
これは現代のデジタル環境の恩恵があってこそ、可能な方法だと思います。
私は基本的にアナログ大好き人間ですが、
こういった方法はデジタルの本領が発揮できる一面だなっと思っています。
それでは。
簡単にこの方法の説明とメリットを書きました。
今回はこの方法の別のメリットを書いてみたいと思います。
現在studio dubreelにくるアーティストやトラックメイカーで、
自分で録音やMIXをやっている方に『DAW環境向けマスタリング』が人気がありますが、
それはイメージを崩さず、しかも効率よく音源の質を上げる事ができるからだと思います。
前回も説明しましたが、このマスタリングは、
アーティストがDAWで行ったMIXを、トラックごとにエフェクト処理やオートメーション処理はonの状態で書き出してもらったものを素材としてマスタリングしていきます。
オートメーションやインサートエフェクトの処理後のトラックを書き出してもらうのは、
protoolsに並べた時点でアーティストが作ったMIX、になっていなければいけないからです。
そしてこれらの各トラックを、アナログの領域で音を混ぜて2MIXにして、その後音作りを行っていく訳です。 音を混ぜるとはいっても基本的にはバランスをいじる事はありません。
ただ、素材をもらった段階では、protoolsにそれぞれの素材が単純にずら~っと並んでいる状態ですから、 やろうと思えば、通常のMIXで行う作業は全て行うことが出来るわけです。
例えば、各トラックにコンプやEQ処理を施したり、一部分レベルが大きい場所をオートメーションでさげる、 っといった事も可能な訳です。
通常スタジオにMIXを依頼する場合ですと、マルチの素材を持ってきて、
エンジニアにイメージを伝え音を作っていく事になります。
この方法はもちろん高いレベルのMIXを作っていけるので満足してもらえますが、
素材やアレンジの出来によっては、時間もそれなりにかかってきます。
しかし『DAW環境向けマスタリング』の場合、
MIXとマスタリングの良いとこ取りな面があるので、MIXより低コストで仕上げる事ができます。
例えば自分では、VOの処理とKICK&BASSの処理がうまくいかないTRACKがあった場合でも、 VO.KICK.bassのトラックのみ完全に何も処理していないものを持ってきてもらい、
その部分のみこちらで音作りやエフェクト処理などを行います。
他の部分は自分でやってきてもらい完成している訳ですから、通常のMIXより時間が少なくできます。
苦手な部分や難しい部分のみエンジニアにまかせるっといった感じでしょうか。
これは現代のデジタル環境の恩恵があってこそ、可能な方法だと思います。
私は基本的にアナログ大好き人間ですが、
こういった方法はデジタルの本領が発揮できる一面だなっと思っています。
それでは。
スポンサーサイト