2012/03/31
2012/03/30
iPhoneで写真#26
2012/03/29
iPhoneで写真#25
2012/03/28
DIの接続や信号の流れについて。
前回の記事『 DIの役割について 』でDIの基本的な機能を説明しましたが、今回は接続や信号の流れについて簡単に説明したいと思います。
●ベーシストがライブで使う場合で説明しています。
前記事で説明したように、DIに入った信号は ローインピーダンスの信号に変換 され バランス転送で出力 されます。ただし入った信号はこの処理の前にパラって(2つに分けられて)、片方はDIのメイン回路へ送られ、もう片方はそのままDIから出力されます。パラで出力された信号は基本的にアンプへ接続するのに使われます。

ライブの時はほとんどの場合、この接続で使われます。
信号の流れを良く考えれば分かるのですが、ひとつの信号が途中で分岐して2つに分かれているので、PAに送られる信号とアンプに入った信号は別々になっています。 なのでアンプで音作りしてもそれはアンプから出る音だけに反映されるのであって、お客さんが聴く外音(PAからでる音)にはアンプでの音作りは関係ありません。
※もちろんアンプにマイクを立てて音を拾ってもらっている場合やベースアンプのLINE出力(プリアンプ以降の信号を出力するタイプ)からPAに送っている場合は別です。
厳密にはDI内部でパラになる部分の回路もバッファが入ってたりパッシブだったりと個体差はあると思いますが、基本的にはDIは大体こういった信号の流れになっていると考えて問題ないと思います。
ミキサーでもエフェクトでも機材を使いこなすには本質的な信号の流れをまず把握しておく必要があると私は思います。
使い方で覚えてしまうとDIのパラ出力はアンプに繋ぐものだと思い込んでしまう人がいますが、別にアンプでなくとも良い訳です。LINEのみでレコーディングする時などはアンプは要らないので、チューナーを繋いでおいても良い訳ですし、PCを使ってトラックメイカーがライブする場合でもパラ出力からライブ録音用にレコーダーに送っても良い訳です。
またミキサーなどのこういった説明も時間がある時にUPできたらと思います。
何か参考になれば幸いです。
※関連記事
DIの役割について。(2012 3/24)
ギターやベースを録音するときのコツ。(2012 3/17)
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2012/03/27
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2012/03/26
MOCCA 『LIVE 2011 Autumn/Winter』
2012/03/25
iPhoneで写真#23
写真を撮ってエフェクト加工やレタッチまでiPhoneのみで。
雰囲気のある写真ができたらFlickrとブログにUPしています。
写真をクリックしてFlickrに飛べば大きいサイズでも見れます。
写真の下のApp/~に書いてあるのが今回使った写真アプリです。
studio dubreelの手前にある石動神社(いするぎ)。家のすぐ近くに神社があるのって良いんですよね。アーティストも喜んでくれる人が多いですし。今回はHDRで写真を撮り、さらにエフェクトして少しイラストっぽい感触に仕上げてみました。
『Japanese Shrine』

iPhone4 App/
Pro HDR&Snapseed&Photogene2
2012/03/24
DIの役割について。

DIはベーシストやキーボーディストはライブでお馴染みの機材ですよね。ただミュージシャンと話していても意外とDIの役割が知られていないなぁと思う事が多いので、簡単に説明したいと思います。
DIはギターやベースといったハイインピーダンス出力の楽器を、ミキサー卓やオーディオインターフェイスなどのライン入力に繋ぐ時に必要になるものです。
DIの役割としては基本的には インピーダンスの変換とアンバランス→バランス変換の2つです。
●まずインピーダンスの変換ですが、インピーダンスは詳しく説明しだすとかなり難しいので簡単に。
ミキサー卓やオーディオインターフェイスのライン入力というのはローインピーダンスになっています。ここにハイインピーダンスなギターやベースを入力すると高域が落ちて抜けが悪い音になってしまうんですね。それを防ぐためにDIでインピーダンスを変換して悪い音の変化を防いでいるわけです。
●もうひとつのアンバランス→バランス変換ですが、バランスで転送してやる事によってケーブル経由でのノイズが乗りにくくなるメリットがあります。特にライブなどではステージからPA卓まで長い距離をケーブルで引き回す事が多いのでバランス転送が必須になってきます。
ミキサー卓やオーディオインターフェイスのライン入力というのはローインピーダンスになっています。ここにハイインピーダンスなギターやベースを入力すると高域が落ちて抜けが悪い音になってしまうんですね。それを防ぐためにDIでインピーダンスを変換して悪い音の変化を防いでいるわけです。
●もうひとつのアンバランス→バランス変換ですが、バランスで転送してやる事によってケーブル経由でのノイズが乗りにくくなるメリットがあります。特にライブなどではステージからPA卓まで長い距離をケーブルで引き回す事が多いのでバランス転送が必須になってきます。
基本的にはDIはこの2つの機能がメインです。 ただし高価なDIになると基本の機能は一緒ですが、抜けが良かったり太かったりといった音質的な+αがありますね。
特にベーシストはレコーディングでもDIを使ったライン録音が多いですし、ライブ時の出音は基本的にDIの音質がもろに影響してくるので、音質にこだわる方はハイエンド系のDIを持っておくと良いと思います。studio dubreelではオリジナルカスタムメイドのDIを使用しています。わたしはトランスが入ったタイプのDIが好みの音ですね。
また宅録で楽器をよく録る人もひとつ持っておくと何かと便利だと思います。
それでは。
※関連記事
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2012/03/24
結果的にモニターの良きメンテが出来ました。
10日ほど前に突然スタジオの要であるモニターSPが調子悪くなりました…。
右Chがバリバリ歪んでしまい全く使えない音。多少の機材トラブルは平気なタイプなんですが、今回は結構ショックでした…(笑)。
即メンテしたかったのですが幸か不幸かその日から外の仕事がずっと入っており、ようやく本日メンテに取りかかれました。
そして半日掛かりの結果、先程無事に復活してくれました!
明日からMIX作業や来客があり最悪サブのSP使うしかないなっと思っていたので、復活してくれて本当~に良かったです。
ちなみにノイズの犯人は2つのコンデンサーでした。

今回は右のスピーカーだけの不具合でしたが、片方のchだけのパーツ交換では定位バランスが崩れてしまうので、調子良い方の同じパーツも交換。計4つのパーツ交換で以前のモニターバランスのままも完全回復してくれました。
モニターが壊れると本当にスタジオ内での作業は何も出来なくなってしまうので本当どうしようかと思いましたが(笑)、ちょうどスタジオ内の仕事がない期間に復活してくれて本当に良かったです!
結果的には良いタイミングでモニターのメンテナンスを行えました。
良き流れに感謝!!!
Author:dubreel
レコーディング/マスタリングスタジオ「studio dubreel」のBLOGです。
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