2012/05/11
Telefunken U73a
の記事にも書きましたが、この年代の機材は作りもしっかりしてますし無骨なフォルムが良いですよね。もちろん音もこれでしか出せないキャラクターを持っていて素晴らしいです。ビンテージ機材は良くも悪くも通すだけで音が変わるのですが、その変わり方はやはりプラグインでは真似出来ないものですね。
このU73aに関しては(古い機材は個体差も多いので…)ギターやサックス、ボーカル等に相性が良い印象ですね。音に倍音が足される感じでコンプ処理とは別に音が前に出てきます。ボーカルに関してはボーカリストの声との相性もあるので一概には言えないですが、ロックや音数の多いバックバンドの歌に特に相性が良い印象でした。
スタジオにあるカスタムコンプはU73aと比べるともう少しビンテージ度を抑えハイファイ寄りな音になっているのでMIXの方向性に問わず様々なソースに使い易いんですが、U73aの音を聴くと、もろビンテージなコンプも欲しくなってしまいますね~…(笑)。
コンプ、やはり奥が深く楽しい世界です…。
それでは。
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