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Rolandさんが来てくれました。

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ROLANDさんが現行の機材を持ってstudio dubreelに来てくれました。

ハード音源『INTEGRA-7』と最新のルーパー『RC-505』、V-Drum『TD-30』+ドラムトリガー、これらが実際のレコーディングの現場でどれくらい使えるのかエンジニアサイドからの意見を聞きたいとの事でした。

このお2人とは以前KORG/OTAI RECORD共同音楽セミナーの時にOTAI RECORDさんより紹介してもらった縁ですね。

音源はしばしスタジオで試用しても良いとの事でしたので、ルーパーとV-drumを4時間ほど触って色々と意見をフィードバックさせてもらいました。







せっかくなのでBLOGでも簡単に感想を。


Vドラムに関しては音源部分も十分に作り込まれていますし、音源側で録りたい音に事前にしっかりエディットしてからパラアウトしてレコーディングすれば録音用途にも対応できるとは思います。しかし個人的には音源で生音を徹底追求する使い方よりもV-drumにしかできない方向でライブ&レコーディングする方がより面白いのではと思いましたね。

ただ現状でも録音の面でトリガー自体は需要があると思います。studio dubreelでも新し目のロックのドラムを録る際はトリガーを使いサンプラーから音をレイヤーする事はありますので。

その辺りを実際のレコーディングする側からの意見を色々な面から伝えさせてもらいました。Rolandさん側で考えてなかった視点や使い方もあった様なので良かったです。









また最新のルーパー『RC-505』は良かったですね。

実際にループしている尺が円形のLED(かな?)表示で視認性にも優れていますし、個人的にはMIDIクロックに対応しているというのが非常に素晴らしいと思いました。10年位、なぜ世間のルーパーはMIDIクロックに対応しないのかと不満をもっていましたので…(笑)。

またMIDIクロックに追従してループ素材がリアルタイムにタイムストレッチされるのも良かったです。もちろん極端に(BPM120-80とか)上下させると音質は間引かれた感触になったりタイム感が若干崩れます。個人的には音質よりもタイム感の変化は今後改善されると尚良いと思いました。

ただこれは極端にテストした時の事で、通常の使用においては全然問題ないレベルだったと思います。

あと今回は初めギターでテストしたんですが、ギターだとHIの方に特有のノイズが乗ってしまっていました。ラインが音源の場合は特に問題なかったです。これは機材がハイインピーダンス対応ではないのか、こちらの楽器の問題か、現状では原因を突き止められなかったので一度確認してもらうという事になりました。


RC-505はDJやサンプラーでのライブ+Voや生楽器といった構成に最適なツールだと思いますね。個人的にはMIDI対応があるとライブでも制作でも応用がきく使い方が出来るので、そこが非常に熱かったです(笑)。













またこちらの音源に関しても、時間がある時に触ってみたいと思います。


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by dubreel  at 14:24 |  studio dubreel |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

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Author:dubreel


レコーディング/マスタリングスタジオ「studio dubreel」のBLOGです。

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