2012/04/26
iPhone&iPad 音楽アプリの選び方。その1
iOSの音楽アプリ。
エンジニアの視点から見て、私なりにiPhoneやiPadの音楽アプリの選び方や使い方について書いてみたいと思います。
まず現状のiOSの音楽アプリの質や特性を考えたうえで、iOS音楽アプリを使うメリットは個人的には下記の3つになります。
●携帯性
●ネットメディアとの連携&スピード
●タッチパネルを活かしたインターフェイス
●ネットメディアとの連携&スピード
●タッチパネルを活かしたインターフェイス
まず携帯性ですが、これはその名の通り携帯電話であるiPhoneに関しては特に顕著だと思います。
iPhoneは単純にいつも持ち歩いていますよね。そういった携帯性を活かした音楽アプリの使い方としてはアイデアのメモ等が考えられます。 実際に私はレコーダーアプリやBeatMaker2のような簡易的な打ち込みアプリを使って、出先や機材がセッティング出来ない場合でもパッとiPhoneにアイデアをメモしています。
レコーダーはこの2つを使い分けています。


カテゴリ: ビジネス, ミュージック
販売元: BIAS, Inc - BIAS, Inc(サイズ: 1.8 MB)
全てのバージョンの評価:





カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント
販売元: IK Multimedia - IK Multimedia US, LLC(サイズ: 2.6 MB)
全てのバージョンの評価:


1番目のiPro Recorderは適当に録音してもiPhoneで聴きやすく録れてくれるのでフレーズを思い付いた時にパッと録音するのに向いています。
iRig Recorderは録音したフレーズを簡単にループ再生出来るので、スタジオに入って録音するほどではないけれど、ちょっと楽器を持って曲のアイデアを膨らませたい時などコード進行を録音してループ再生させフレーズを考えるのに使いやすいです。
また録り音もなかなか素直な音質なのでフィールドレコーダーを持ち合わせていないけれど、面白い音に出会った時はこのアプリで録音したりします。
※ちなみにどちらのアプリも16bit/44.1kHで録音でき録音したファイルもiTunesでパソコンに転送可能です。
※この2つのアプリの音質聴き比べや、使い方を書いた過去の記事がありますのでよろしければご覧になってください。
●iPHONE録音アプリ、『iRig Recorder』と『iProRecorder』の比較
●ミュージシャンに最適な『iRig Recorder』の使い方。
●iPhone録音アプリ『iRig recorder』の設定項目。
●iPHONE録音アプリ、『iRig Recorder』と『iProRecorder』の比較
●ミュージシャンに最適な『iRig Recorder』の使い方。
●iPhone録音アプリ『iRig recorder』の設定項目。
次に打ち込み的なメモですが、BeatMaker2というトラックメイクアプリを使っています。


カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント
販売元: INTUA - INTUA(サイズ: 511.7 MB)
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TrackのビートやGrooveは音色も重要な要素になってきますので、『ビートと同時に音色のイメージが浮かんだ時』、『コードやベースラインのアイデアと同時に音色や具体的なシンセのイメージがあった時』、そういった場合はレコーダーでなくBeatMaker2を使って簡易的に打ち込んでいます。
また打ち込んだフレーズはMIDIやWavファイルとして書き出せるので、そのまま自分のメインのTRACK制作環境にネタとして持ち込めるので重宝しています。わたしはMPCを使っているのですが、そちらにそのままMIDIファイルとして持ち込む方法の記事を以前書いたのでMPCを使っている人は良かったら参考にしてみてください。
今回は上にあげた3つのメリットごとに記事を分けたいと思います。また明日『ネットメディアとの連携&スピード』の記事をUPしようと思います。
それでは。