2012/05/14
自在にカスタマイズ可能なOSC/MIDIコントローラーアプリ『Lemur 』
iPhoneやiPadが世に出る前にあったマルチタッチ対応、12インチスクリーンのMIDIコントローラー『JAZZ MUTANT Lemur』。
ユーザーが自分の環境にあわせて自由にコントローラーを設計可能な素晴らしい機材です。コントローラーのパーツであるオブジェクトには様々なものがあり、特に物理的なオブジェクト(ボールやフェーダーに重力がかかる様な)でのコントロールはインスピレーションを刺激してくれますね。シンセやサンプラー等の音楽での使用はもちろん、映像や照明などのコントロールにも向いていると思います。
そして現在iOSにこの『Lemur』が移植されているのを知り、さっそく購入しました。4300円とアプリの中では高額ですが、機能の内容や実機の値段(初期定価50万前後)を考えれば破格ですよね…(笑)。
※ちなみに動画は実機ではなくiOSのLemurです。


カテゴリ: ミュージック, ユーティリティ
販売元: Liine - Liine BV(サイズ: 7 MB)
全てのバージョンの評価:






コントローラーのエディットはMacやPCに『Lemur Editor』をインストールして行います。ダウンロードはこちらのページから>>>Liine。※ユーザー登録が必要です。
PCとiPad/iPhoneはWifiで接続され、エディター上での変更はすぐにモバイルに反映されるので使いやすいです。
簡単なコントローラーならMIDIの知識があれば直感的にすぐ作ることは出来ます。サイトで配布されているテンプレートをエディターで見て分析すればどうやって作っているかも大体分かりますし。ただ凝ったコントローラーを作ろうと思うと多分スクリプト等の知識がいるので時間がある時に頑張って英文マニュアルを読んでいます…。
私はiOSではiPhoneしか使っていないのですが『Lemur』の為だけにiPadの購入を考えてしまう程の魅力があります…(笑)。音響だけでなく映像や照明でも自分のイメージにあったコントローラーを探している方には、それくらいオススメのツールです。
また色々と機能が分かってきたらBLOGでも紹介していこうと思います。
それでは。