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テープエコー『RE101』のモードスイッチ修理

以前、BLOG記事 【テープエコー『RE101』のモードスイッチの回路図】で紹介したスイッチの配線図を元に調子が悪かったモードスイッチを交換しました。


自分の為の備忘録&同じ様にメンテを考えている人の参考記事になればと思いますので、簡単に紹介しておきます。



まずロータリースイッチは同じものが探せなかったので、4回路6接点のどこにでも売っている様なものを使いました。ただ今回購入したロータリースイッチはフロントパネルに固定する凸みたいな部分がオリジナルと違い、フロントパネルの穴にフィットしなかったのでCUTする事にしました。

写真の様に万力で固定して慎重に金ノコで切ります。※写真は半分まで切ったところ。

REpot01.jpg











なかなかうまく切れました。

だたし凸の部分がなくなるとスイッチを回している時にスイッチ自体が回転してしまう事が起こりやすいので、今回はギザギザのワッシャーをかまして対処しました。REpot03.jpg











そして前回海外のフォーラムで見つけたスイッチ周りの配線図と照らし合わせながら、元の配線を確認します。出来れば写真やメモを取っておくと後から分からなくなっても安心ですよ。スイッチには『青、黄、緑、紫』の4色の配線が繋がっていましたが、図を見ながら辿ったところ自分のは下の様になっていました。

※線の色はRE101なら変わらないとは思いますがロットによって色が違わないとも限らないので、下の図を参考にされる場合でも必ず自分で確認してください。
re_101_3.gif











まずスイッチの端子同士をつなぐ短い線を配線図、もともとのスイッチをみながらハンダ付けします。テスターでショートしていないか確認しながらしていくと間違いが少ないと思います。それが完了したら『青、黄、緑、紫』の4色の配線をスイッチに繋いでいきます。

自分の場合、古いスイッチから配線をはずす際にニッパーでカットしたので少し短くなりましたが長さは事前に確認していたので問題ありませんでした。配線の長さに余裕がない個体の場合はニッパーでカットせずにハンダを吸い取り外した方が無難かもしれないですね。

REpot04.jpg





これでモードスイッチは完全に新品に戻りました。やっぱり調子がいいと使っていても気持ちが良いですね。確認の為にギターを繋いで音出ししましたがモデリングとはやっぱり全然気持ちよさが違います~。RE-101、まだまだ第一線で頑張ってくれそうです。





古いスイッチも今までありがとう~。お疲れ様でした。

REpot02.jpg






by dubreel  at 23:23 |  機材(ハード) |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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Author:dubreel


レコーディング/マスタリングスタジオ「studio dubreel」のBLOGです。

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