2010/01/26
RE-101とDL-4とecho park
前回のテープエコーの比較記事、
『テープエコーのフィードバック(RE-101&DL-4)』の続きです。
以前比較したさいに録音した別のファイルをupしたいと思います。
比較するディレイは
ROLAND RE-101(本物のテープエコー)
LINE6 DL-4(RE-101のシミュレートプログラムを選択)
LINE6 Echo park(テープのプログラムを選択)
の3機種になります。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。
まず音を聴く前に言っておきたいのですが、
比較ファイルはレコーディングの隙をみて録音したものですので、
タイムやリピート、ディレイレベルをめちゃくちゃシビアにあわせてあるものでは
ないという事をご了承ください。
※もちろん可能な範囲では、揃えてあります。
では、はじめの素材はエレキギターです。
ギター → ディレイ → D.I → pro tools
という方法で録音しています。
録音後はピークレベルをフェーダで揃えただけで、
コンプやEQは一切行っていません。
本来ならばギターを録音してAUX経由でディレイに送り、原音はディレイを通さずに比較したかったのですが、
この日の時間の都合でこのようになりました。
ただ、この方法だと、原音が内部アンプやAD/DAを通るので、
その部分も比較できるという利点がありますね。
それでは、聴いてみましょう。
PCのスピーカーでは違いが分からないかもしれないので、
ヘッドホンやモニタースピーカーで試聴する事をオススメします。
RE-101
DL-4
Echo park
どうでしょうか。
やはりそれぞれに個性がある音になっていますね。
個人的にはDL-4よりECHO PARKの方がテープエコーな質感に近い印象です。
ただ、echo parkのみに高い周波数でノイズがのっています(多分ギターのノイズです)。
同じギターを使っているのにecho parkのみにのってしまっているのは、
入力アンプのインピーダンスや性能の問題なんでしょうかね?
また面白かったのはecho parkは入力された音が逆相になって出力されていた事です。
何か狙いがあってやっているのかは不明です。なんとなく何の意図もない気はしますが…(笑)。
次にアナログシンセを素材にしたものを聴いてみましょう。
こちらは、シンセ → ディレイ → pro tools
という流れで録音しています。
こちらも録音後はピークレベルをフェーダで揃えただけで、
コンプやEQは一切行っていません。
それでは、聴いてみましょう。
RE-101
DL-4
Echo park
どうですか?
この素材だとLINE6の方がイメージにあう印象を受けました。
DUB MIXに使用する際も、TRACKがレゲエの場合は圧倒的にRE-101の方があうのですが、
DUBっぽいハウスなど少し洗練されたTRACKなんかではDL-4の方が良かったりします。
※この辺りは、あくまで個人的な好みの問題になりますが…。
またシンセは出力レベルが大きかったので、ある程度さげて入力していますが、
大きい信号に一番弱かったのがDL-4でした。
フィルターが開くところで何度もデジタルクリップした覚えがあります。
RE-101も大きい信号が入るとオーバーロードしますが、使えない歪みではないので、
曲によっては逆に大きい信号を入力した方があう場合もあると思います。
このテイクはあまり歪まないようにしていると思います。
一番大きい信号に強かったのはEcho parkでした。
今回聴いてみて、各々に個性があり、
個人的には3台とも必要だな、と思いました。
ただ値段を考えるとecho parkはかなり使えるんではないでしょうか。
つまみが小さいのは少し操作しにくいですが、
少ないパラメータで幅広いディレイ効果が得られるのが良いと思います。
またアナログやテープのモデリングでリバースが出来る点、
自分としては非常に気に入っています(DL-4ではこれが出来ないので…)。
今回の比較、それほどシビアなものではないですが、
何かの参考なればうれしいです。
それでは。
『テープエコーのフィードバック(RE-101&DL-4)』の続きです。
以前比較したさいに録音した別のファイルをupしたいと思います。
比較するディレイは
ROLAND RE-101(本物のテープエコー)
LINE6 DL-4(RE-101のシミュレートプログラムを選択)
LINE6 Echo park(テープのプログラムを選択)
の3機種になります。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。
まず音を聴く前に言っておきたいのですが、
比較ファイルはレコーディングの隙をみて録音したものですので、
タイムやリピート、ディレイレベルをめちゃくちゃシビアにあわせてあるものでは
ないという事をご了承ください。
※もちろん可能な範囲では、揃えてあります。
では、はじめの素材はエレキギターです。
ギター → ディレイ → D.I → pro tools
という方法で録音しています。
録音後はピークレベルをフェーダで揃えただけで、
コンプやEQは一切行っていません。
本来ならばギターを録音してAUX経由でディレイに送り、原音はディレイを通さずに比較したかったのですが、
この日の時間の都合でこのようになりました。
ただ、この方法だと、原音が内部アンプやAD/DAを通るので、
その部分も比較できるという利点がありますね。
それでは、聴いてみましょう。
PCのスピーカーでは違いが分からないかもしれないので、
ヘッドホンやモニタースピーカーで試聴する事をオススメします。
RE-101
DL-4
Echo park
どうでしょうか。
やはりそれぞれに個性がある音になっていますね。
個人的にはDL-4よりECHO PARKの方がテープエコーな質感に近い印象です。
ただ、echo parkのみに高い周波数でノイズがのっています(多分ギターのノイズです)。
同じギターを使っているのにecho parkのみにのってしまっているのは、
入力アンプのインピーダンスや性能の問題なんでしょうかね?
また面白かったのはecho parkは入力された音が逆相になって出力されていた事です。
何か狙いがあってやっているのかは不明です。なんとなく何の意図もない気はしますが…(笑)。
次にアナログシンセを素材にしたものを聴いてみましょう。
こちらは、シンセ → ディレイ → pro tools
という流れで録音しています。
こちらも録音後はピークレベルをフェーダで揃えただけで、
コンプやEQは一切行っていません。
それでは、聴いてみましょう。
RE-101
DL-4
Echo park
どうですか?
この素材だとLINE6の方がイメージにあう印象を受けました。
DUB MIXに使用する際も、TRACKがレゲエの場合は圧倒的にRE-101の方があうのですが、
DUBっぽいハウスなど少し洗練されたTRACKなんかではDL-4の方が良かったりします。
※この辺りは、あくまで個人的な好みの問題になりますが…。
またシンセは出力レベルが大きかったので、ある程度さげて入力していますが、
大きい信号に一番弱かったのがDL-4でした。
フィルターが開くところで何度もデジタルクリップした覚えがあります。
RE-101も大きい信号が入るとオーバーロードしますが、使えない歪みではないので、
曲によっては逆に大きい信号を入力した方があう場合もあると思います。
このテイクはあまり歪まないようにしていると思います。
一番大きい信号に強かったのはEcho parkでした。
今回聴いてみて、各々に個性があり、
個人的には3台とも必要だな、と思いました。
ただ値段を考えるとecho parkはかなり使えるんではないでしょうか。
つまみが小さいのは少し操作しにくいですが、
少ないパラメータで幅広いディレイ効果が得られるのが良いと思います。
またアナログやテープのモデリングでリバースが出来る点、
自分としては非常に気に入っています(DL-4ではこれが出来ないので…)。
今回の比較、それほどシビアなものではないですが、
何かの参考なればうれしいです。
それでは。