2011/02/18
ORGANIC WIRE、ギターアンプ用スピーカーケーブル。
昔からつきあいのあるギタリストのアキラが、
ORGANIC WIREのスピーカーケーブルを買いに来てくれました。
アキラはBLACK GANION というグラインドコア(かな?)のバンドをやっています。
今回スピーカーケーブルは2タイプ制作していたので、どうせなら普段使いのセットで聴き比べてもらったらと思い、ソルダーノのヘッドとブギーのキャビ持込で来てもらいました。

今までのdubreelの歴史で、ギターに関しては一番いかついセットです(笑)。
スタジオ内での音圧もギターでは過去最高値だったと思います・・・(笑)。
そして今回の聴き比べも、 お互いに有意義な時間になりました。
自分がイメージしていた通りの音質傾向でしたが、実際の音ではより顕著に特徴が出ていました。
はじめは、【いつものセッティング】+【今までのスピーカーケーブル】でプレイ。
ケーブルはたしかダダリオだったと思います。プラグはスイッチクラフトかな?
この音をリファレンスに2本のケーブルを試聴しましたが、3本とも音に個性があり面白かったです。
まずいつも使っているケーブルは、ぱっと聴きは派手目で特に問題もない感じですが、
音の輪郭が潰れ気味なのと少し引っ込んでいるというか音抜けが悪いかなっといった印象。
次にORGANIC WIREのごつい方。予想通りというかレンジが広く中域が濃い印象でした。
アキラは『音が前に出て、きれい』という表現でしたが、特に中域の解像度が上がった印象でした。 一般的に太い音というのは低域に焦点があたりがちですが、自分的には中域がいかに濃く良い音でなるかが重要だと考えています。
もう一本はORGANIC WIREの華奢な方。こちらはレンジが狭くなりますが、キャラクターは悪くないです。 低域が落ちて中高域(3k~4kH辺り)が少し上がります。もっと上の高域もゆるいカーブで落ちてる感じです。 ギターには、うまくハマれば作りこまなくてもバンドに良い混ざり方をすると思います。 中高域の癖も嫌味ではないので好きな人には好きな音ですね。
アキラもどちらにするか結構悩んでいました。
ということで最終的にはORGANIC WIREのごつい方に決定しました。
基本的にORGANIC WIREは癖のない素直な傾向の音なので、歪み系のギターにあわないイメージがある方もいるかもしれないですが、実際はちゃんと良い方向に変化します。ハードに歪ませても音が芯や輪郭が潰れすぎないので、特にバンドに入った時に、音が埋もれずに前に出てくるといった違いがでると思います。
またエフェクターを使って歪みを作っている場合も、エフェクター各々の音の個性がより際立つのも特徴だと思います。
今回の試聴セッションも制作者として、満足できて良かったです。
アキラも機材もちこみで足助までお疲れ様ー。ありがとう!
ORGANIC WIREのスピーカーケーブルを買いに来てくれました。
アキラはBLACK GANION というグラインドコア(かな?)のバンドをやっています。
今回スピーカーケーブルは2タイプ制作していたので、どうせなら普段使いのセットで聴き比べてもらったらと思い、ソルダーノのヘッドとブギーのキャビ持込で来てもらいました。

今までのdubreelの歴史で、ギターに関しては一番いかついセットです(笑)。
スタジオ内での音圧もギターでは過去最高値だったと思います・・・(笑)。
そして今回の聴き比べも、 お互いに有意義な時間になりました。
自分がイメージしていた通りの音質傾向でしたが、実際の音ではより顕著に特徴が出ていました。
はじめは、【いつものセッティング】+【今までのスピーカーケーブル】でプレイ。
ケーブルはたしかダダリオだったと思います。プラグはスイッチクラフトかな?
この音をリファレンスに2本のケーブルを試聴しましたが、3本とも音に個性があり面白かったです。
まずいつも使っているケーブルは、ぱっと聴きは派手目で特に問題もない感じですが、
音の輪郭が潰れ気味なのと少し引っ込んでいるというか音抜けが悪いかなっといった印象。
次にORGANIC WIREのごつい方。予想通りというかレンジが広く中域が濃い印象でした。
アキラは『音が前に出て、きれい』という表現でしたが、特に中域の解像度が上がった印象でした。 一般的に太い音というのは低域に焦点があたりがちですが、自分的には中域がいかに濃く良い音でなるかが重要だと考えています。
もう一本はORGANIC WIREの華奢な方。こちらはレンジが狭くなりますが、キャラクターは悪くないです。 低域が落ちて中高域(3k~4kH辺り)が少し上がります。もっと上の高域もゆるいカーブで落ちてる感じです。 ギターには、うまくハマれば作りこまなくてもバンドに良い混ざり方をすると思います。 中高域の癖も嫌味ではないので好きな人には好きな音ですね。
アキラもどちらにするか結構悩んでいました。
ということで最終的にはORGANIC WIREのごつい方に決定しました。
基本的にORGANIC WIREは癖のない素直な傾向の音なので、歪み系のギターにあわないイメージがある方もいるかもしれないですが、実際はちゃんと良い方向に変化します。ハードに歪ませても音が芯や輪郭が潰れすぎないので、特にバンドに入った時に、音が埋もれずに前に出てくるといった違いがでると思います。
またエフェクターを使って歪みを作っている場合も、エフェクター各々の音の個性がより際立つのも特徴だと思います。
今回の試聴セッションも制作者として、満足できて良かったです。
アキラも機材もちこみで足助までお疲れ様ー。ありがとう!