2011/02/28
iPHONE、素晴らしいフリー録音アプリ。『WavePAD』
この記事を書いた時にはなかった再生音の問題がアップデートでwavepadに出てきました。
詳細はこちらの記事にありますので、あわせて読んでみてください。↓
以前紹介した録音アプリ『WavePad』 改悪アップデートか…?(2011 8 13)
詳細はこちらの記事にありますので、あわせて読んでみてください。↓
以前紹介した録音アプリ『WavePad』 改悪アップデートか…?(2011 8 13)
最近、iphoneネタが少し多いですが(笑)、
今回みつけたフリー録音アプリが素晴らしいので紹介します。
Twitterでも紹介したんですが、今回はそれの詳細記事です。
iPHONEに標準でついているボイスアプリ、録音したファイルもiTUNEから転送可能で、 なかなか使いやすいんですが、いかんせんファイルが非圧縮ではありません。
※44.1kHz/80kbpsのAACの様です…。
ですので、本当にボイスメモっと言った感じだと思います。
まぁ、iphoneのマイクやADコンバータの質を考えれば、そんな高サンプリング/ビットレートで録音する必要もないんですが、エンジニアとしては44.1kH/16bitで録音しておけば、制作なんかにも少しは使えそうかな~っと考えてしまい、色々な録音アプリを探していました。
まず発見したのが『iProRecorder』。


カテゴリ: ビジネス, ミュージック
販売元: BIAS, Inc - BIAS, Inc(サイズ: 1.8 MB)
全てのバージョンの評価:



ここは開発もBIASで期待できそう。早速購入してみました。
音を録音してiphoneで再生してみると、良い印象だったのでiTUNEから転送っと
いきたかったのですが、残念ながらiTUNEからは転送できません。
しかたなくwebから転送します。ただ長いファイルだとやはり時間がかかるので、
フィールドレコーディングやライブ録音には実用的ではない印象を受けました…。
※この記事を書いた時は出来ませんでしたが、現在はitune転送対応しています。
関連記事>>> 録音アプリ『iProRecorder』がiTune同期対応。(2011 5 28)
関連記事>>> 録音アプリ『iProRecorder』がiTune同期対応。(2011 5 28)
一度BIASサポートに『iTUNE転送出来る様にできないか』と連絡してみると、すぐに返信が来て『アップル側からiTUNE同期は許可されてない』というような内容でした。
なので今度は『GoodReaderというアプリはiTUNE同期できるので、iProRecorderからGoodReaderにファイル転送できる様にできないか』とメールすると、『ダイレクトにPCファイルを送る事をアップルから許可されていない』という様な返事が届きました。
あまりファイル転送部分には今後も消極的な印象を受けたので、iphoneでの録音はメモ用途かなっと考えていたんですが、ついに非圧縮でiTUNE転送ソフトを見つけました。しかもフリーです。


カテゴリ: ユーティリティ, ミュージック
販売元: NCH Software - NCH Software(サイズ: 2.5 MB)
全てのバージョンの評価:




これは本当に良い感じです。
波形編集もできますし、簡易的ですがエフェクトなんかもついてます。
そして個人的にはそんな部分よりも、高レート録音とiTUNE転送可能な点が非常に嬉しいですね。 レートも最大32bit/44.1kHまでいけます(このマイク/ADで必要かはともかく)。

録音後、トリミングしたり、切り貼りも可能です。
波形表示されるのでドラッグしてやれば、選択可能になります。

そして鉛筆マークタップで、編集のメニューが表示されます。
だいたい要らないところが出てくるので、PCに転送前にカットできるのは便利ですね。

また、選択範囲に簡易的なエフェクトもかけることが可能です。
鉛筆マークの右隣の『四角に波形』のマークです。
エフェクトによってはかける前にエフェクト後の音をプレビューする事もできます。
もちろんUNDOもできるので安心して色々試せますよ。
録音してリバースするアプリもありますが、これを使えば選択した音のみリバースも出来ますね。

もちろんファイルの転送はiTUNEに繋いで転送可能です。
これで無料なのは素晴らしいですよね。
ここまで読んでいくと『WavePad』の圧勝で『iProRecorder』は必要ない気がしますが、私は両方使い分けています。私にとって両ソフトのメリットとデメリットはちょうど相反するので、使い分けると便利なんですね。
次回記事で使い分けと音質比較について詳しく書こうと思います。
それでは。