2011/08/15
iPHONE録音アプリ、『WavePad』と『iProRecorder』の比較②
また両アプリの比較録音をしてみました。


カテゴリ: ユーティリティ, ミュージック
販売元: NCH Software - NCH Software(サイズ: 2.5 MB)
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カテゴリ: ビジネス, ミュージック
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以前も比較録音をしたことがあるiPhone録音アプリ、
『wavepad』と『iProRecorder』。
以前はiProRecorderがiTuneでファイル転送できなかったので、
すごく短い時間のファイルでしか比較録音できませんでしたが、
最近iProRecorderも対応したので、再度比較録音してみました。
レコーディングのついでに録音したものですので、
通常の録音ほどシビアには行っていませんが、ある程度条件は揃えてありますので、
基本的な音質の参考にはなるかと思います。
次の比較録音を聴いてみてください。
今回、スタジオで民族楽器ダラブッカ、ディジュリドゥー、シェイカーを44.1kH/16bitで録音しています。 プレイヤーから一定の位置にiphoneを固定して両アプリでレコーディング。
楽器のセレクトは私がよく録音していて音質の違いが分かりやすいからです。
録音後はファイルをiTuneで転送しスタジオで音量だけ0dbに簡易的に揃えました。
下記が両アプリでの録音になります。
※ここで聴ける音はmp3になっています。非圧縮wavは ここ からダウンロードしてください。
iProRecorder
WavePad
どうでしょうか?
以前の比較でも書きましたが、iProRecorderは少し音を処理していると思います。
コンプかリミッターで音量を持ちあげ、軽くEQ処理もされていると思います。
要はさくっと録音しても大きいレベル&iphoneで聴きやすい音質にする為ですね。
このアプリは音質が良いという評価が多いですが、この味付けがいい感じに設定されているんだと思いますね。
wavepadの方は素直な音の印象ですね。
また録音レベルも設定可能ですし24bit録音も可能なので(今回は16bit)、あとでパソコン等で処理するなら個人的にはこちらの方が使いやすいです。
ただ前回の記事にも書きましたが、wavepadはアップデートで再生音を自動的にリミッター処理するようになった様なので、録音時のレベル設定がめちゃくちゃやりにくくなってしまいました…。
私はだいたい環境音やSEに使えそうな音は24bitで録音します。
これは素材として後で何に使っても使いやすいからなんですね。
なので現状ではiphoneしか持っていなくて、この瞬間しか録音できない音に出合った時は、
wavepadで録音レベルを低めに設定して録音します。
どう録音できたかはiphoneではどうせ音割れするのでしません(笑)。
スタジオで聴くまでは、どう録れたか全然分からない感じですけど、昔インスタントカメラで写真を撮って現像に出すまでお楽しみな感じを楽しんでます…(笑)。
それ以外の用途では全てiProRecorderをハイクオリティ設定(44.1kH/16bit)にして録音してます。
iTune転送が可能になりましたので長い時間の録音でも簡単にパソコンに送って管理できますし、 手軽に録音しても良い感じの音質で録音できますので。
現状ではiProRecorderはパッと録りのアプリとしては、
高音質でおすすめなんじゃないかと思います。
何かの参考になれば幸いです。