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ワイヤリング。



最近、名古屋の老舗クラブ『Club JBs』に電源とケーブルを使った音響システムの音質改善を提案させてもらい、今回ワイヤリングをさせてもらう事になりました。

ありがとうございます。


今回はDJブースからアンプまで音響機器の間のケーブルを定番のBELDEN8412で作り直します。必要なのはステレオで12系統なので24本、トータルで45m位になります。



belden01.jpg






今回ケーブルが以前より良いものになる為、音質改善されるのは勿論ですが、機材間を必要最小限の長さ、ケーブルの方向性の統一、そしてステレオペアは仕様や長さをきっちり揃えワイヤリングし直す事も重要なポイントです。

クラブの音響ではそこまで気にしない人も多いとは思いますが、こういった部分はレコーディングスタジオなどのしっかりしたモニター環境ではやはり音質にも違いが出てきます。

MIXでもワイヤリングでも、全てこういった小さい事の積み重ねが最終的な音質には大きく影響してくるとstudio dubreelでは考えています。













ステレオペアのケーブルを作る時には毎回ペアになるものの片側をまず作り、それにあわせ長さや仕様を揃えてペアを仕上げます。ペアは後で分からなくならない様に完成後は収縮チューブでマーキングしておきます。


また長く引き回したりイベントによって接続をよく変更するケーブルに関しては、LRの区別がすぐ付く様にしておくと便利ですね。


ステレオぺアのケーブルをある程度の量作る時にで長さを揃えるコツですが、ロールから必要な長さを切っていく時にメジャーにあわせて1本1本カットしていくよりも、はじめに1本メジャーにあわせてカットして、次のケーブルはカットしたものにあわせていく方が誤差が少なくすみます。

belden02.jpg









また今回のJBsのシステムの音は何度も音響の仕事で入って把握しているので、音にあわせて複数ハンダも使い分けてあります。


ただし個人的にはハンダ付けの技術がちゃんとしている事の方が重要だと思います。その前提でのハンダの音質ですね。必要最小限のハンダで各接点がしっかり密着した状態でハンダ付けできている事がまず優先になると思います。

音響用のハンダなどでは溶けにくいものも多いですが、慣れてない方で良い半田を使ってもイモハンダになってしまう様なら、溶けやすいハンダを使う方が音には良いと思います。






私も昔はハンダで音なんか変わらないと思ってましたが(笑)、やはり優れたモニター環境では違いが分かります。

もちろんクラブやライブ音響のシステムでお客さんが皆分かる程の大きな変化はないかもしれませんが、良い音はPAでもCD制作でも小さな向上の積み重ねで出来上がるのを知っているので、自分が関わる仕事はこういったところを大切にしていきたいと思っています。


ケーブルが完成したら実際にお店に行ってケーブルを繋いだのち、EQやコンプ、チャンデバ等で音をチューニングします。スピーカーケーブルもお店が交換されたので、新しい音を聴くのが楽しみです。

belden03.jpg
完成した短い区間のケーブル12本







また年末から年始にかけてサウンドバーの電源周りとワイヤリング/チューニングもご依頼を受けdubreelで行う事になりました。規模は小さめですがこれからのお店なので、こちらも楽しみにしています。



studio dubreelでは個人スタジオやオーディオルーム、DAW環境等の小規模なシステム構築もお手伝いしています。予算も様々に対応可能ですのでお気軽にご相談ください。

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by dubreel  at 05:23 |  studio dubreel |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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Author:dubreel


レコーディング/マスタリングスタジオ「studio dubreel」のBLOGです。

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